尋常性白斑とも呼ばれるしろなまずという病気は難病である。
自分が発病したのは中学1年生の頃。はじめは、首に多少白い斑点ができた程度でその頃はそれほど大した病気だとは思わなかった。
しかし、時間がたつにつれ、その白斑は次第に拡大していく。思春期を迎えた中学時代、異性の目も気になり出した男としては首に出来た白い斑点は邪魔物でしかなかった。
これは病院にいかないといけないと思い、近くの皮膚科専門の医者に診てもらった。
そこでは紫外線治療を勧められ、アルコールを光に当てる前に患部に塗ってその後
一定時間紫外線の光を当てるというものだった。今から25年も前のことである。
自宅に近くの電気店で紫外線の電球を買ってきて簡易的な自前の光線器を作り、
定期的に光を当てていたが、一向に症状は改善しない。一瞬、白い白斑部分が
赤くなり、日に焼けた感じになるのだがすぐに白い皮膚に戻り絶望感を感じた。
塗り薬なども処方されたが、気休め程度にしかならなかった。
そうこうしているうちに高校、大学へ進み暗い青春時代を過ごすハメになった。
しろなまずさえなければと悔しい思いをすることが多かった。
ただ、高校生の頃に白斑の拡大が治まったこともあり最悪の事態は回避された。
なんとか首の部分だけに白斑がとどまり、顔全体への拡大はなんとか免れた。
社会人になる就職試験でもしろなまずは支障をきたすと思い、市販の日焼け
着色剤を使ったりしたが余計目立って逆効果だった。今ではダドレス(ダトレスだったか?)
という質のいい皮膚着色剤も出て白斑の救世主にはなっているが。
こんな経緯で自分は白斑と戦ってきたが、最近はナローバンド治療やレーザー治療
など白斑治療の進展もあり、少しずつ治療環境は良くなっている。
ここ10年の自分の白斑治療についてはまた次に。



